倫理規定

Terms

「M&Aプランナー」及び「マッチングクリエイター」 倫理規定

第1条(目的)

この倫理規定は、M&Aプランナー及びマッチングクリエイターが日本的M&Aを遂行するにあたり、必ず遵守しなければならない事項である。

第2条(会員の使命)

  1. 日本を支える中小零細企業の雇用、歴史、技術を喪失させないよう、依頼者にとって最善をつくし日本国の未来へ貢献することを会員本来の使命とする。

  2. 常に本条1項に定める自己本来の使命に立ち帰り、日本的M&Aを遂行するにあたり直面する問題や課題と向き合い、自らの成長をもって価値へと転換し、依頼者が求める無限の要求に応えるべく、たゆまない研鑚に努めること。

  3. 目先の利益に惑わされず、依頼者の永続的発展を実現させるべく責任を持った思考と言動により、依頼者と信頼の関係を深めるために真摯に仕事に向き合うこと。

  4. 常にM&Aプランナー又はマッチングクリエイターとしての適切な注意と判断によって業務を行い、その過程を通じて自主性を貫き、依頼者の要求に迎合しないこと。

  5. 研修や交流会等に主体的に参加し、出口戦略支援に関する情報の収集や研鑽を怠らないこと。

第3条(禁止事項)

会員は以下に定める項目に反したと認められた場合、理事会にて協議の上、M&Aプランナー又はマッチングクリエイターの資格剥奪もしくは一定期間の活動自粛とする。

  1. 第2条に定める会員の使命に反する言動があった場合

  2.  明らかに手数料収入を目的とするマッチングを行った場合

  3.  依頼者からの不正な金品・利益の授受が認められた場合

  4.  業務の遂行にあたり、当財団が定めた契約を締結しない行為があった場合

  5.  依頼者に対してセカンドピニオンを認めない行為があった場合

第4条(会員間の規律)

  1. 私達は、みだりに他のM&Aプランナーやマッチングクリエイターを誹滴し、又はその名誉を傷つけてはならない。

  2. 共同で業務を行う場合には、相互の報告、連絡、相談を密にすることで相互に協調し、相互信頼のもと、誠意を持って業務を遂行しなければならない。

第5条(秘密保持)

会員規約の秘密保持条項を遵守し、業務上知り得た秘密及び情報等を他に漏らし、又は利用してはならない。

第6条(名義貸しの禁止)

M&Aプランナー及びマッチングクリエイター以外の者に自己の名において業務を行わせてはならない。

第7条(使用人の監督指導)

自己の使用人に対し、業務上適切な監督を行い、本規程を守るように指導しなければならない。

第8条(反社会的勢力の排除)

次の各号の事項を確約し、万が一いずれかに該当する場合には、直ちにM&Aプランナー又はマッチングクリエイターの資格を剥奪する。

  1. 自らが、暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成員(以下総称して「反社会的勢力」という)ではないこと。

  2. 反社会的勢力に自己の名義を利用させ、この契約を締結するものでないこと。

  3. 自ら又は第三者を利用して、この契約に関して次の行為をしないこと。

  4. ①相手方に対する脅迫的な言動又は暴力を用いる行為
    ②偽計又は威力を用いて相手方の業務を妨害し、又は信用を既存する行為

第9条(規程の疑義の取り扱い)

会員は、この規定の解釈または、この規定にさだめのない事項に関して疑義が生じた場合は、本会に申し出てその見解を求めなければならない。

施行:令和元年4月1日